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2人の岡部

岡部蒼人

映像作品

特殊な関係性で結ばれる双子。まるで写し鏡のような存在である違和感から私は「もう1人」とは一定の距離を保ちながら、暮らしていました。このように、私にとって双子という存在は、一番近い存在であり、実は一番遠い存在でもありました。
そこで、この双子にしかない特殊な人間関係を作品にしてみようと思いました。この近くもあり遠くもある「もう1人」の自分を熟知することで、今まで曖昧にしてきた自分との境界線について考えてみようと感じました。
本作品は、他人から見て私たちはどのように映っているのかを家族や友人を通してインタビューを行い、双子という特殊な関係性から構築された「投影」について表現します。双子は、お互いがお互いに自分を投影をして、「もう1人」が常に存在していることで客観的に自分自身を観察しています。自分を他人に映す「投影」という行為から、自分自身の境界線について考え直します。

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©2020 by 立教大学 相馬ゼミ卒業制作展2020 未定。Wix.com で作成されました。

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